兵庫県知事選挙(2021/7/18)の候補者顔ぶれまとめ

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2021年7月18日(日)は兵庫県知事選挙の投票日です。告示日は7月1日。

兵庫県知事選挙 候補者

はっとり修氏 無所属

服部修/市民生活を守る会 会長。音楽塾経営。
1974年生まれ。音楽家(ドラマー)長野県出身
東京成徳大学 人文学部卒業
元RALLY PALLY SU:PLEX ドラム
合同会社いろは音楽塾 代表
虹色音学館♪ 代表

政治団体 | 市民生活を守る会 | 兵庫県
政治団体:市民生活を守る会ホームページ活動内容ならびにイベント告知を掲載ボランティア随時募集しております。

金沢和夫氏 無所属

前副知事

自民党県議団が支持

1956年神奈川県藤沢市生まれ
自治省に就職し、山形県遊佐町、熊本県など多くの自治体に勤務
兵庫県には、2回にわたりのべ15年勤め、いまは副知事として11年目
7年前に神戸市灘区に中古一戸建てを購入し、兵庫県にIターン

かなざわ和夫「兵庫の未来」
かなざわ(金澤)和夫でございます。かなざわ和夫は、2021年7月18日投開票の兵庫県知事選挙に立候補致しました。今回の兵庫県知事選挙は「兵庫県の未来」を左右する、重要な選挙となっています。是非、本知事選挙に深い関心を持って頂き、選挙投票日には投票所に足を運んで頂きたいと思います。「日本をリードする力強い兵庫を目指して!...

金田峰生氏 無所属

1965年神戸市長田区生まれ・加古川育ち。日本福祉大学卒。兵庫県保険医協会事務局を経て、日本共産党兵庫県議会議員1期。党国会議員団兵庫事務所長。2021年4月15日、7月の兵庫県知事選挙に「憲法が輝く兵庫県政をつくる会」より立候補表明。

共産党推薦

斎藤元彦氏 無所属

1977年生まれ、神戸市須磨区出身。東京大学経済学部卒業。2002年に総務省に入省し、東日本大震災直後には全村避難となった福島県飯舘村に派遣された。総務大臣政務官秘書官や宮城県財政課長などを歴任。2018年から大阪府に出向。前大阪府財政課長。

自民党兵庫議員団が支持

さいとう元彦公式ウェブサイト | 兵庫県政に挑戦
私は、生まれ育った兵庫県に尽くすことを誓い、これまでキャリアを積んできました。そして今、まさにこのタイミングだからこそ、すべてをかけて挑戦することを決意しました。安定した兵庫の良さを生かしつつ、果敢に前に進めていく『躍動の県政』を実現する。これが、さいとう元彦の決意です。私とともに、ひょうごを前に進めましょう。

中川暢三氏 無所属

元加西市長

1955年11月30日生まれ、兵庫県加西市出身
信州大学経済学部卒業、松下政経塾、鹿島建設を経て地方自治の世界へ
鹿島建設に23年間勤務し、都市計画・都市開発・資産活用・インフラ整備・PPPなどにも精通
仕事では、都内の大規模民間都市開発や羽田空港跡地周辺開発など、東京の街づくりに関与

前加西市長(2期)、元大阪市北区長
東久邇宮文化褒賞受賞
完全な無所属無党派の改革派

中川ちょうぞう(中川暢三)オフィシャルサイトchozo
新たな発想で行政にイノベーションを起こす政治家、中川ちょうぞう(中川暢三)のオフィシャルサイト。多くの方に政治参加をお願いしたく、政策や理念などを分かりやすくお伝えしようと思います。

兵庫県知事選挙 立候補者4人の公開討論会まとめ

毎日放送

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神戸新聞

兵庫県知事選 立候補予定者4人がウェブ公開討論 県の将来像など意見交わす
 任期満了に伴う兵庫県知事選(7月1日告示、同18日投開票)を前に、立候補予定者4人による公開討論会が13日夜、神戸市中央区で開かれた。新型コロナウイルス対策の

公用車「センチュリー」問題

立候補予定者全員が反対。

届け出後(7/1)の5人の街頭での発言

はっとり修氏の発言

私の公約は1つで、もとの生活に戻していくことだ。営業時間の短縮や休業はもう行わない。この騒ぎは知事を変えたらすべて終わる。

金沢和夫氏の発言

これまで15年かけて兵庫で結んできたつながりや信頼感は、まさにこの時のためにある。すべての地域とすべての人が光を浴びて、可能性を開かせ、共に未来に歩んでいく、そういう兵庫をつくりたい。

金田峰生氏の発言

希望者全員への新型コロナワクチン接種を安全を確保しながらさらに急ぎたい。地域医療を拡充する計画を立てて、これを実行していく。皆さんの命と健康を守ることができる兵庫をつくりたい。

斎藤元彦氏の発言

新型コロナからの創造的な復興を目指したい。若い人たちが兵庫にもっと集まるよう、住んで働きやすい環境をつくりさまざまな企業を誘致していく。県政を刷新し、新しい兵庫をつくっていく。

中川暢三氏の発言

民間出身の知事を選んでほしい。税金の無駄遣いをなくせるし経営手腕があれば、よりよい結果をもたらせる。政治を変えられるのは有権者の皆さん一人ひとりだ。

競り合うふたりの公約、政策まとめ

かなざわ和夫さんの公約(本人のツイートより抜粋)

1「新型コロナ対策」

公約の第1は今まさに待ったなしの新型コロナ対策です。希望する全県民への一日も早いワクチン接種の完了、病床体制の増強、兵庫県版CDC(疾病予防管理センター)の創設など、これまでの経験を最大限に活かしコロナ対策に全力を尽くします。危機対応に空白をつくってはなりません。
コロナ禍からの経済の再生も大切です。地域経済の下支えと雇用維持のため、あらゆる手立てを講じます。さらに、健康、エネルギー、食、教育など、ポストコロナ社会を拓く新ビジネス展開を支援する「ポストコロナ社会創造ファンド」を創設し、新時代に向けて、コロナ禍からの創造的復興をめざします。

2「五国の発展」

公約の第2は「五国の発展」。摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という歴史も風土も異なる個性豊かな五国。「銀の馬車道・鉱石の道」など兵庫が有する地域資源も豊富で、全国最多9つの日本遺産認定を受けています。これら五国の地域資源を活かした地域づくりを戦略的に進めます。
五国の発展には、定住人口だけでなく交流人口の拡大が重要です。各地の自然・文化・暮らしを体感できるマイクロツーリズムなど、五国の資源を活かした新時代ツーリズムを展開します。神戸・伊丹・但馬空港を中核としたローカルエアーで結ぶ相互送客観光ツアーも企画実施します。
五国の発展には、人やモノの交流基盤の整備が不可欠です。県内を快適に移動できる道路ネットワークの整備、瀬戸内クルーズの拠点となる姫路港旅客ターミナルのリニューアル、神戸・伊丹空港への国際定期便就航の実現化を進めます。コミュニティバスの広域化など地域公共交通の整備・利用も進めます。

3「生きがいを持てる社会」

公約の第3は、「生きがいを持てる社会」。兵庫の未来を担う人づくりを進めるとともに、誰もが自分の可能性を広げ、能力を発揮できる社会をめざします。光と影をつくらない。誰もが多様な選択肢の中から自ら選び、生きがいを持って輝ける兵庫をつくります。
未来を担う人づくりには、子育て・教育の環境整備が不可欠です。妊娠・出産の不安解消、子育て家庭の経済的負担軽減、まちの子育て広場の拡充、保育所や学童保育の待機児童の解消、小中学校30人学級の実現、私立高校等の就学支援金の県独自加算など、「子育てするなら兵庫」プロジェクトを進めます。
芸術やスポーツで世界に羽ばたく人材の輩出をめざします。芸術文化やスポーツ関連の施設やイベントの充実、デジタル技術を駆使した芸術・スポーツ鑑賞機会の創出など、若き担い手の育成と、芸術やスポーツが地域に根付く環境をつくります。祭りなどの地域の伝統行事や文化・スポーツ活動も応援します。
「不登校ゼロ作戦」の展開や、夜間中学の新設、障害者の生活支援・自立支援とバリアフリー、そして生活困窮者・世帯、ひとり親家庭などの自立に向けた生活・福祉・就労・住宅・教育などの総合的支援など、誰もが多様な選択肢の中から自ら選び、生きがいを持って輝ける環境をつくります。

4「自分らしい生活や働き方の実現」

公約の第4は「自分らしい生活や働き方の実現」。「みんなちがって、みんないい。」 私の好きな言葉です。人それぞれの価値観に応じた自分らしいライフスタイルや働き方がかなう地域をつくります。誰もが生き生きと活躍でき、共生できる社会づくりを先導します。

1つ目は、働き方を変え、豊かさが実感できるライフスタイルが広がる社会をつくります。ひょうご仕事と生活センターを中核として各事業者に呼びかけ、テレワーク、時差出勤、長期休暇制度の導入など多様な働き方を選択できるよう促します。都市と農山漁村を往来する「二地域居住」も積極的に進めます。

2つ目は、新たなキャリアを形づくる学び直しの機会を充実します。県内36の大学で構成する大学コンソーシアムを核に、転職や起業に必要な専門知識の習得をめざすリカレント教育を促進します。県内の専門学校等と連携し、ITスキル、デザインなど実践的なスキルを身につける機会を広げます。

3つ目は、女性も男性も、高齢者、障害者、外国人も、みんなが活躍できる社会をつくります。男性の育児・介護休暇・休業の取得拡大や、中高年技術者の転職・再就職の支援、障害者の就業促進のため農福連携、外国人が暮らしやすい生活基盤づくりや地域活動への参画推進に取り組みます。

5「チャレンジできる経済」

公約の第5は、「チャレンジできる経済」。コロナ禍の経済停滞からの早期脱却を図り、中小企業の新展開支援や先端技術の開発、起業・創業などに積極的に挑戦します。スーパーコンピュータ富岳や放射光施設Spring-8などの先端科学技術基盤の集積を活かして、世界レベルの成長拠点を形成します。中小企業のコロナ禍からの再起支援やデジタル化支援を強化します。

超スマート社会に向け、地場産業や商店街など業種業態に応じたスマート・インダストリー・モデル地区を整備します。中小企業の事業承継を進めるため、県内外のやる気のある若者とのマッチングの仕組みを整えます。都市近郊の立地を活かした野菜の生産拡大や、農業の法人化と経営力の強化、企業参入の促進、農地の集積・集約化を進め、競争力を強化します。雇用就農の拡大や農作業の分業化等を通じて、子育て世代の女性や元気な高齢者、農福連携による障害者など、幅広い人材が農業に参画できる環境をつくります。

6「安全安心・危機対応」

公約の第6は「安全安心・危機対応」。

県立病院を中核とした地域医療体制を整備し、どこに住んでいても充実した医療を受けられる体制をつくります。
○はりま姫路総合医療センター(仮称)2022年度開院
○西宮病院 2025年度開院
○がんセンター 2025年度開院

認知症検診の充実、100歳体操や知能ゲーム等の交流の場づくりなど、高齢者の介護予防や健康づくりを強化します。特別養護老人ホームなどの計画的整備や24時間対応の在宅介護など、施設・在宅両面からの介護体制を強化します。医療支援型のグループホームの整備など障害者福祉の充実を図ります。

南海トラフ地震への備えを急ぐとともに、総合的な治水対策で頻発する風水害の被害を減らします。阪神淡路大震災の経験と教訓を生かし、地域の自主防災力を高め、災害に対処できるしなやかな地域をつくります。犯罪抑止や交通事故防止など、県民の身近な危険も早期に察知し対応できる地域をつくります。世界の平均気温上昇を1.5℃に抑える県民運動など、低炭素から脱炭素に向けた兵庫独自の温暖化対策を推進します。太陽光や風力発電に加えて、バイオマス発電、水素エネルギー利用など再生可能エネルギーの利用を促進します。豊かで美しい森・川・海づくりを充実し、人と自然との共生も深化させます。

7「県庁改革」

公約の第7は、「県庁改革」。改革の歩みは決して止めません。仕事のやり方を変え、単なる「コストカットではない」、県民サービスの向上を至上命題に行財政改革を進めます。知事給与カットの継続をはじめ、行財政全般にわたる総点検を行い、2021年度中に行革推進計画を策定します。

参画と協働の理念を継承発展させ、「チーム兵庫」をモットーに、県民と共に県政を推進します。様々な活動を展開されている団体・グループや個人との車座での直接対話を行います。DIY(Do It Yourself)を旗印に、県民が自分たちの力で自分たちの地域をつくる取組を支援します。

県庁に新たな風を吹き込みます。女性副知事登用や、民間人材の県幹部登用など、職員の多様性を広げ、新発想の取組につなげます。県庁の女性管理職比率を2025年度30%(2020年度23.5%)に引き上げます。テレワークやオンライン会議の積極的な活用など、職員の働き方改革を進めます。

さいとう元彦さんの政策(ホームページより抜粋)

何よりもまず、コロナから 皆さまの命と暮らしを守ります。

* 県内の地場産業、飲食業、観光業など、中小零細企業への支援
* 女性、若者、高齢者の非正規雇用者などへの雇用対策
* 子育て世帯の孤立化の防止
* 経済的に困窮する高校生や大学生への支援
* 高齢者の孤立化の阻止

ひょうご五国の魅力を磨き、 ひょうごの再生と成長を進めます。

* 2025関西万博を皮切りに、国際金融都市誘致、ライフサイエンス活性化
* 県内各地の現場を「フィールドパビリオン」にして、夢洲にくる世界中の人たちを兵庫に誘います。
* 安全安心な食品ブランド化を図るとともに、ケミカルシューズ製造業や丹波焼など、県内各地の地場産業を元気にして、地域社会や雇用、暮らしの活性化につなげます。
* 大都市の過密が分散され、「住んでみたい」「住みやすい」「住み続けたい」と感じられる兵庫の魅力を発信します。
* 高齢者や外国人など多様な人たちを受け入れる社会、ホスピタリティあふれる地域を目指します。

日本一の防災県、そして世界をリードする コロナからの創造的復興を成し遂げます。

* コロナ禍における新たなビジネス創出・挑戦する機運の創造
* 大都市の過密を分散する流れに乗り 住んで、働いて、地域にとけ込みやすい兵庫の創造
* すべてを官でやるのではなく、民間の力を借りて、社会課題の解決を目指す「公民連携」を強力に推進
* これからの時代に合った行政運営のための女性副知事の登用など女性職員の幹部登用を積極的に促進

既得権やしがらみから脱して、 徹底した行財政改革を自ら実行します。

* 知事の給与・退職金のカット
* 公用車センチュリーの即座の廃止
* 長時間レクの廃止など、知事業務のあり方の見直し

疲弊している地域経済をどのように再生し、活性化させるか?

神戸新聞による兵庫県知事選立候補者アンケートとその雑感です。

はっとり修氏の発言

生活支援1人10万円、子供1人あたり3万円、事業者支援20万円等支給し、疲弊した県民を救済することで、地域経済を活性化させたい。経済活動の正常化。タクシークーポン1万円支給など。

中川暢三氏の発言

デジタル地域通貨を導入、県内の商店街や企業にお金が循環し、地域経済を潤す仕組みをつくる。民間のポイントと連携させ、県内での消費や納税にも使用可能とする。五国の地域資源を発掘、活用して1次産業を再生する。

斎藤元彦氏の発言

県制度融資枠の拡大と返済期限の見直しを行い、県立大学と産学官連携で、地場産業支援を強化する。兵庫発のイノベーション創出に向け、著名企業家とのマッチングを目指してアクセラレータプログラムを導入。

→神戸市はいろいろ取り組んでいるんだけど知らんのかな?
神戸市:「(仮称)イノベーション創出プログラム運営業務」委託事業者の公募
https://www.city.kobe.lg.jp/a31812/press/20210218140301.html

金沢和夫氏の発言

中小企業等の事業継続、雇用維持への支援、制度金融の拡充のほか割引付き商品券・宿泊券販売制度創設など事業再生プロジェクトを展開。10億円以上のポストコロナ社会創造ファンドを創設し、新ビジネス展開を支援。

金田峰生氏の発言

雇用の8割は中小企業。地域経済の主役・中小企業と農林漁業、地場産業を支援することが肝心。高齢化社会を支え、地元の雇用も生み出す医療・介護分野への支援、観光など地域おこしや再生可能エネルギーの地産地消。

2025年の大阪・関西万博やコロナ後の関西浮揚、関西3空港のあり方など今後、兵庫と大阪との関係が注目される。どのような立ち位置で大阪との関係性を築くのか?

神戸新聞による兵庫県知事選立候補者アンケートとその雑感です。

はっとり修氏の発言

コロナがいつまで続くかわからないので、日常生活を元に戻してから考えるべき。空港もコロナの影響で需要が回復するのか。航空会社の状況を考えてから再考します。

→無策すぎる。質問の意図をわかっていない。大阪との関係性をどうするかを歯切れよく答えないと任せられない。

中川暢三氏の発言

兵庫と大阪は同じ経済圏にあり、大阪に通勤する兵庫県民は多い。兵庫の経済力は大阪の半分、東京の2割しかない。神戸空港の国際空港化を進めたい。旧知の大阪府知事や大阪市長と必要に応じて連携できる。

→ただ状況を説明しただけ。大阪との関係性をどうするかを歯切れよく答えないと任せられない。

斎藤元彦氏の発言

これまでの人脈を活用し、関西万博時に兵庫フィールドパビリオンを実施、誘客促進を図る。神戸・伊丹・但馬3空港のさらなる活用策に取り組み、播磨灘・大阪湾ベイエリア再生プランを策定し、経済浮揚に生かす。

金沢和夫氏の発言

大阪・関西万博にはパビリオン参加など積極的に参画、2022年開催のワールドマスターズ関西も実施。また関西3空港は神戸・伊丹の国際定期便就航等推進。いずれも関西広域連合との連携で関西全体の活性化を推進。

金田峰生氏の発言

「国際競争力強化」の名で政府が誘導するカジノ誘致や大阪万博に乗って関西浮揚をのぞむのはきわめて問題。コロナ感染の拡大で大阪・兵庫の関係性を痛感。関西圏で、病床確保や医療従事者の支援で連携こそ重要。

まとめ

この図を見ただけで想像がついてしまいますが、最後まで見届けたいです。

投票日まで更新中になります。

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