「慰安婦を象徴する少女像などの展示をめぐって脅迫めいた電話などが相次ぎ一部の展示が中止された愛知県の国際芸術祭について、文化庁は事前の申請内容が不十分だったとして7800万円の補助金を交付しない方針を固めたことが関係者への取材で分かった」とNHKが報じています。
これについてさまざまな反応
日本の公共的文化制度が終わります
あり得ない。日本の公共的文化制度が終わります。こんな前例ありますか。これがまかり通って良いのでしょうか。リフリーダムや不自由展や知事や津田さんとかあいトリ関係者だけじゃなく、日本のアート関係者一丸となって動かないと、文化庁も助成制度も表現の自由も国際文化競走も「終わり」ませんか。 https://t.co/ihguYzKA1q
— Chim↑Pom (@chimpomworks) September 25, 2019
現場が萎縮
<事前の申請内容が不十分だったとして、予定していたおよそ7800万円の補助金を交付しない方針を固めた>
まじかよ。「申請内容が不十分」なんて緩い理由で一度決まった助成が全額不交付になるなら、現場が委縮するのは必至。映画や演劇など他ジャンルにもかかわる深刻な問題https://t.co/So3Huz9NPS— junkTokyo (@junktokyo) September 25, 2019
「日本には表現の自由はいらない」と決めたようです
えっ。安倍政権は「日本には表現の自由はいらない」と決めたようです。→愛知 国際芸術祭への補助金 不交付の方針 文化庁 | NHKニュース 「愛知県からの申請は、少女像などの具体的な展示内容の説明がなく不十分だったとして、補助金を交付しない方針を固めた」 https://t.co/oKgF9xcL7R
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) September 25, 2019
事実上の国家による検閲
ひどすぎる。
これがまかり通ると、補助金を盾にした、事実上の国家による検閲につながる。これからの申請団体は、自主規制(自己検閲)せざるを得なくなるから。
そして、芸術に対して脅迫行為を行った者達に対して、国がその正当性を認めるかのようなメッセージとなりかねない。
これはだめだよ。 https://t.co/qaadC0C3WF— 日比嘉高 (@yshibi) September 25, 2019
政府に都合のいい文化事業にしか補助金が出ない
あいちトリエンナーレに文化庁は補助金7800万円を交付する予定だったが、少女像などの具体的な展示内容の説明がなく不十分だったとして、補助金を交付しない方針を固めた。政府に都合のいい文化事業にしか補助金が出ない。今後、戦争の歴史的展示にも同じことが起こるぞ。https://t.co/ZaVBNhfcO5
— 町山智浩 (@TomoMachi) September 25, 2019
まとめ
これは終わりのはじまりかもしれません。どんどん政権を握っている人たちの都合に振り回されることになりそうです。
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