町山智浩さんが映画「共犯者たち」を語る|李明博・朴槿恵政権とテレビ局員たちとの闘い

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TBSラジオ「たまむすび」の映画評論家・町山智浩さんの出演コーナー「アメリカ流れ者」で、韓国のドキュメンタリー映画「共犯者たち」が紹介されており、李明博・朴槿恵政権時代のテレビ局員たちの闘いをおおまかに知りました。

映画評論家・町山智浩さんおすすめの韓国ドキュメンタリー映画「共犯者たち」

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『共犯者たち』は、2017年公開の大韓民国ドキュメンタリー映画であり、 李明博政権・朴槿恵政権の約9年にわたるメディアへの介入、これに迎合する韓国放送公社や韓国文化放送の上層部、彼らの「共犯関係」と闘うプロデューサーやジャーナリストらを描いています。

韓国の公共放送と公営放送の人事は政権に握られていた

2008年から韓国の大統領になったイ・ミョンバク(李明博)大統領とその後を継いだパク・クネ(朴槿恵)大統領に人事を握られて完全にコントロールされたという事態を描いています。

監督は不当解雇をされてしまった元MBCプロデューサーのチェ・スンホさん。

・イ・ミョンバク大統領がコントロールしたがりで、両方の局長に自分の身内をつけた。

・報道の中立性が保てないのでストライキを起こした。

・その結果、200〜300人を一斉にクビにした。監督もそのひとり。

・監督は政府からの指示を録音していた。

・ときはセウォル号事件の時代。

・映画は2回目のストライキで終わっている。

その後、ストライキに屈して政府が任命した会長を解任。市民による委員会と一般視聴者による投票で社長を選び、社長に選ばれたのは監督のチェ・スンホさん。

市民が選んだ社長は監督だった

チェ・スンホPD、解職から1997日ぶりに“MBC社長”として復職
7日、放文振理事会議決 夜に株主総会を開き公式任命する予定

政治家であるとか権力者であるとか企業であるとか、そういったものに対してちゃんとした質問をしない人は「共犯者」だというメッセージ。

まとめ

今回の吉本興業の騒動などで声をあげないのは共犯者だという町山さんからのメッセージを感じました。

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